☆親父の会の作り方
一番大事なのは 何のために集まるのか?
運動会のテント張りだけのため?そんなことだけではないですよね。(^O^)
☆ 「親父の会」の理念には誰もが納得する 崇高な(おおげさか?)目的が必要です。
春日東小学校では
・自分たちの大切な子供たちが通う学校に何か貢献する
・お父さん、ままさん、先生の交流
・PTA活動の補助
・「東っ子ひろば」の運営、補助
となっていますが、本当は住みよい町づくりのためです。
・家から一歩出ると、いつさらわれたりひったくりに遭うか判らないような地域では困ります。
・不良息子、不良娘ばかり育つ地域には住みたくありません。
・隣近所知らない人ばかりよりも知っている人の多い方がうれしいです。
・定年を迎えてパパが地域の人と何のつきあいもないようではママについて回るしかありません。
・小学生のパパが自治会活動をするには時間もないし、ちょっと早すぎる。そんなパパが地域と交われる唯一の場所です。
・自治会への人材の発掘供給源
・そもそも一生地域と何の関わりもなくても良いと思っている親は居ないはず。
(それとなく、くぐり抜けて、な〜んにもやらなくて済んだと言うこともあるでしょうが、それはかなり不幸な出来事です)
よその学校のおやじの会にもいろんな理念があるようです。
・地域の伝統**を伝承するとか・・・
☆発起人が必要です。
発起人は、「PTA会長」または「校長先生」が適任です。 親父の会の会長は 「PTA副会長」がいいです。
・両方とも男という条件ですけどね・・
・最初はPTA会長が親父の会会長兼任でも良いし、全く別の人でもかまいません ですが、学校との関わりを持つ人のほうが、行政、自治会との話し合いの上でスムーズに行きます。
(親はPTAのPなわけですが、PTAの会合にも出てきていないパパが「親父の会」を作ろうとしても無理がありそうです。)
☆メンバーはPTA役員のパパ達と言いたいところですが、ママをすでに学校に取られているので 、ほとんど不可能です。ということで、知り合いを引っ張ってくるしかありません
(メンバーを学校経由のプリントで集めるのは非常に効果が薄いです。)
・入会という方法を採らなくても、Pは全員会員であると言うことにします。そして卒業を作らず、地域の仲間の会として永久に付き合うのだという会にします。
・土曜参観などでパパがたくさん出てきているときにお誘いをします。(オヤジ狩り(^_^;)という)
・運動会なんかがチャンスです。
☆会合は月一回必ず開く
・年に3回ぐらいの会合では無いのとかわりありません。毎月必ず開催することで意識が高まります。学校で集まるのも良いですが、飲めますかねぇ?公民館を使えればいいですが、有料なら誰かの会社が自宅でも・・・
会合自体は飲み会+歓談の場です。つまりパパママ達が仲良くなれるように楽しい場所づくりを心がけます。
簡単なゲームをすると仲良くなります。他己紹介をやると面白いです
・最初はPTA役員さんの飲み会でいいでしょう。(ママも当然参加・・いずれ「おやじの会」の名称は改名します)
・みなさん仕事でばりばりの時期ですから、無理な出席はできません、来られるときにだけ出席してもらいましょう。
・実際に集まれるのは良く来る人の7割+新人ぐらいです。
ここが肝心です。会の前日か前々日に必ず 一人一人電話をしてピンポイントで呼びかけます。
どうしようかな?と思っている人の背中をそっと押してやるわけです。電話してもらった人も「電話までしてもらって恐縮」という感じで応えてくれます。これでこられない理由がない人はほとんど来ます。
☆会費は出来るだけ安く
・こちらでは「1000円と飲み物1つ」にて開催。オードブルを近くの「ほか弁」等で用意、または惣菜を調達、冷凍ポテトを家で揚げるとリーズナブル、冷凍枝豆も安い。飲み物に焼酎やビール、ポテトチップなども用意します。今は第3のビールが出来たのでちょうど足が出ないぐらいの感じで
腹いっぱいになります。
☆活動は自主的にできるものをやろう
・飲み会で出てきた催し物で、実現性が高く、みんながやる気になったモノからはじめましょう。
(このときにPTA関係者が学校行事のお手伝いの要請などをするわけです。とりあえず学校行事のお手伝いから始めよう!)
・先生も参加してくれる会合なら「学校の様子」について話してもらいます。
☆仕事
・商売をしている人はそれとなくコマーシャルしてあげましょう。ママに参加する言い訳になります。(*^_^*)
公務員さん の中には「飲み会を持てない」かたも実はいらっしゃるようですので、そっとしておきましょう。職業を自分から言われる方のみOK
☆親父の会注意点
・全員の前で他の方のプロフィールをばらしてはなりません→自分で言う分は止めません
・先生の批判など否定的な意見は御法度です。どうすればいいのか?を考えましょう
・一部の人に負荷ををかけすぎないようにしましょう。出来る人が分担で・・(出来ないと判っている人にさせないこと)
・全員が会員と言うことにしても、出席不可能な会員が全体の2割はいることに留意。
☆親父の会「栄枯盛衰」
・会によっては、いつの間にか自然消滅ということもあり得ます。・・・・そんなものです。
・よそのおやじの会のホームページでも、おそらく子どもが卒業したのでしょうか?更新されていないモノも見られます。
・音頭をとってくれるおやじがずっ〜と続いてくれればいいのですが、そんな先のことはわかりませんよね
・それでもいいのです。今が大事だから(^_-)
☆PTAの作り方?
・ある日「PTAはどうすれば出来るか」という質問を戴きました。まさしく「親父の会」どころではない崩壊地域です。
下校時の子どもの死亡事故をきっかけになんとかならんだろうかという親の方からの質問でした。
学校に関わる団体としては
先生
子ども
親
自治会
子供会
学童保育(あるかな?)
行政(教育委員会)
があります。
このうちの
先生
親
自治会
の意識が共有化してくると、地域が安定してきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−20170724追記
*行政的にはコミュニティスクール活動として活動を推進していますが、導入学校はまだ少数?手を挙げた学校から活動が始まっています。ここ春日市ではコミュニティスクール成功の市として全国の模範地域となっています。
*話は逸れますが、春日市全域のコミュニティスクールはほんとに好く機能しています。見た目は何もやっていないのと変わりありませんが、それぞれの団体の結びつきがかなり太くなったことを感じます。
導入時は、自治会は人が減って忙しいので親の責任で子どものことはしっかりやれという、親は共働きが当然の時代(老人の年金を稼いでいる)で、子どもの世話は限定される。先生が子どもの登下校までお世話すると、使える時間が減って授業の質が落ちる。・・・ということが解っているのか解らないのか、バラバラの言い分でしたが、前項のことが理解され始めると、自治会は子どもたちの登下校の見守りを率先して行い・・・やがて全市にまで波及・・学校は子ども達を地域の活動に会わせ子ども達を派遣する。小中学生が加わると地域活動が活発化します。まぁ、結果的に住みよい都市九州1位をゲット、中学校は偏差値59という公立中ではあり得ない水準になったし、・・もうどこまでいくのか。
手を挙げない学校は先生組織が強護で組織保守意識が強いところでしょう(外部に口出しをしてもらいたくない)。九州はCS多いですが、いままでの報道から考えると、大分は無理だと思うし、北海道や山梨もダメやろねとは思います。
これはそもそも教育組織が行政と分離(見た目はわからんけど)されているからなんですが、先生達にとっても、親や地域のバックアップをもらうというのはすごくプラスだと思います。10年前から考えても学校内はすごくうまくいっていると思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ここまで
話を戻して
先生は、商売(仕事)ですので、今赴任している学校と地域の現状が、なぜ今のように出来上がっているのかわりと理解していると思っていいです。
むしろ「学校」という行政主導団体?を理解していないのが、「親」と「自治会」だと思って良いでしょう。
私も学校運営については、全く関わっていないときにはとんでもない思い違いをしていました。
私の友達もPTAについて大口をたたいておりましたが、今子どもが上がってみて、ようやく理解できたようです。大変おとなしくなりました。(^_^;) 世の中には端から端までいろんな考え方を持っている人がいるモンだとつくづく思ったはずです。・・・
「親」ひとりひとりが思いのままに意見をぶちまけても学校側は迷惑なだけで、なんの解決にも成らないです。
「学校」とは「何か?(どんな組織なのか?どこまでを請け負う組織なのか?)」というものを理解しなければ、解決策なんてありません。
そして、一人が叫んだだけでは解決もしない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、PTA組織とは良くできたモノで、組織図や運営、選定方法を見てみるとなるほど納得です。
筋をはずすとどこかでうまくいかなくなるので、ツボだけは押さえておかねばなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PTA運営についての大きな変更は、「事故」か「事件」がない限りほとんど変わりません。(*^_^*)
PTA組織を新規に立ち上げると言うことに於いてもおそらくそうです。
そういう意味では、事故が起きた「今」 PTA組織を立ち上げるしかないでしょう。
来年になれば、ほとんどの親にはそんな気持ちは無くなってしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学校教育に協力してもらえる「PTA組織」は、学校側も大歓迎なので、校長、教頭、教務の先生に協力してもらいましょう。
(校長が協力的でないときは教育委員会に相談するしかない そんなことはないと信じるが・・)
「PTA組織」がなければ「親父の会」は機能しませんので、まずはPTAが立ち上がることが不可欠です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずは仲間(発起人)が集まって、「***小学校の安全を考える会」を立ち上げます。
そして、「PTA」をなんのために立ち上げるのか、誰もが参加を断れないような納得してしまう理由付けの文章を作ります。
この想いが「しょぼい」と、読んだ人に伝わりません。
途中で何でこんな事始めるんだ?と言う人がたくさん出てきますので、その時はこの文章が役に立つわけです。
文面には
1子どもの健やかな成長を望んでいない親は居ないはず。
2子どもの友達が誰だかわからないようでは不安。
3地域にどんな人がいるのかわからないようでは不安。
4地域の情報が入ってこないのは危ない。
5よその地域では、PTAや地域が協力して仲良く「地域づくり」をしている
というような内容をいれます。
そもそも地域づくりとは・・・ひとりひとりが周辺に知り合いをたくさん持つこと
公園や道路を造ることではありません。心のつながりの和を持つことです。
「地域づくり」がなされないと、子どもを1人で外に出せないような環境の地域になります。そんな地域に住みたいと思うだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここが難しいところなのですが、連絡網は学校に集まる子ども達にプリントを持たせることになりますので
「印刷」「紙」の代金をどうするか?と言うところから悩みが始まります。
一回プリントを配るのに紙代だけでも1000円以上かかるはずです。年間で20万円以上はかかります。
ボランティアとはいえ、ここまでする親も居ないでしょう。
校長に要請するのはこの件です。
来年度又は今年度PTAを立ち上げて会費を集めることにして、「印刷機」を貸してもらう。「紙」を借りる。「プリント」連絡網を活用させてもらう。
ということになります。
会費が集まり出せばいろいろな機器を揃えられるようになる→加速させたいならバザーをするか、廃品回収ですね。・・ずっと先の話です。(強引な音頭取り
さんが出現すれば早いでしょうが・・・・)(^_^;)
*校区の企業に協力してもらう手もある。
そしてよその学校の規約を見ながら、規約を作る。
ここで返信
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次のメール
> うちも含め、転勤でこちらに越してきた人や、東京が住宅難で流れてきた人、
> 逆に江戸時代から続く旧家や明治に開拓に来た人の子孫など色々です。
> 千葉の中でも**市は古くから居る人と新しく来てまた引っ越す可能性の
> ある人が半々くらいです。
こちらでは地元の人が3パーセント?
〜20年以上30パーセント
10年未満残り大勢でしょうか?
こちらの地区には航空自衛隊の官舎があるので、異動はたいへん多いです。
そう考えると、よそものばかりだからそれなりの文化を自分たちで創っていってもいいようです。
> うーん、それには皆が顔を合わせる機会が必要っていうことですね。
> 自治会の方は丁度娘に今ついてくれてる学生ボランティアさんのお母さん
> が詳しそうなので聞いてみます。
学校から音頭を取って交流会を作ってもらいます。←これがないとえらい手間がかかります。
こちらでは「市」が音頭を取って、すべての学校で「教育推進委員会」というものをやっています。
全国でもここだけだったかな?
今の参加者はPTA役員、地区委員、学校から3役、6地区の地域自治会長、民生委員、公民館館長です。
教育と通学の安全は「地区づくりから」ということで、始まったモノです。
「何」をやってくれという会ではありません。
集まって話をしているウチに「地域」に役に立つことの話に集約されてきます。
学校側としては市の教育委員会からの命令?ですので「嫌」でも開催されます。
最初はそれぞれの思いをぶちまけてバラバラ(^_^;)でしたが、それぞれの立場がわかるにつれてかなり前向きに物事が進んでいます。
もしかしたらこの会を始めるには行政(議員)の力がいるのかもしれませんね。(?_?)
「PTA」がないようなら
地域自治会長に
間違いなく言われるのは、「親はどこに行ったんだ!!」という地区長老達のお怒りの声でしょうね。(-_-;)
> PTA活動のほかに親父の会が必要だと考えられたのはなぜですか?
私の先々先代からの流れですので、最初の理由はわかりません
おそらく全国各地でできはじめたこともあるでしょう
そもそも
1 PTAに父親が出る場所がない
2 参観日に言っても、横のつながりはないので「面白くない」
というのが問題だと言うことは思っていました。
それで、集まってみると、
1 子どもを集めた公式イベントができる
2 友達ができる
3 地域が安定する
4 楽しい
5 地域のことをいろいろ知ることが出来る
6 孤独な父親が地域通になる
7 行政の後押しを受けることがある
8 頼んでもいないのに補助金などの対象組織にいつの間にか指定されたりしている
9 いつの間にか「会」自体が力をもつ
などの副産物ができたと言うことかな。
> PTAは昼の会で親父の会は夜の会?って単純なものではなさそうですよね。
> もっと柔軟に幅のある活動をって言うことでしょうか?
> PTAが両方の内容をかねることはできないのでしょうか?
> 井口さんが春日東小のPTAに足りないと思われたのはどういうものですか?
PTAの会合を夜に開催する学校の方がもしかしたら多いかも知れません。うちは昼間です。福岡都心に割と近いからかな?もう少し郊外に行くと「夜」会合が主
流です。
PTAは行政に組み込まれてしまう「公」の組織ですので、あらゆる活動からの情報がありますが、発信する義務も負うことになります。あるいみ拘束され「大変
?」には違いないのかも知れませんし、逆に何も知らなかった人には良い勉強になるとも思います。
「PTA」がなにもかもやるとなれば、活動は女性がほとんどですから親父は「おまけ」になりますね。
女性でももちろん横のつながりができ連続性も保てますし、それが従来からのPTAの姿のようです。
このPTAの母親井戸端会議情報はあっと言う間に広がるすぐれものの情報機関です。
また、PTAが両方の内容をかねることはできますが、やっぱりPのうちの「女性ばかり」の会ですので「男」は出にくいです。(^_^;)
こちらの親父の会は「地域の会」として、年齢、構成員に定めはありません。
活動拠点は商工会館(場所代が安くてキレイ)です。
> PTAがあっても保護者の意思が届いていないうちの実家の子供達の学校が
> 多分殆どだとおもうのですが、一番の問題はそこかもしれません。
> この一人ひとりが地域に知り合いを沢山持つためには親父の会でされている
> ようなイベントが不可欠なように思います。
> それをPTAでやるとどうしても行事先行型になってしまいがち・・・。
「親父の会」でやるぶんには、好きで勝手にボランティアにてやっているだけなのだから、行事先行にはならないし、思いがなくなればすぐにやめてもいいと思います。気持ちがないのに何かやると事故が起こりがちになります。
いまのところは惰性で前年度の行事を踏襲していますが、やらなければならないことはないと思います。
予算をもらっているわけでもないし、続けてやる必要もないですよね。
ようするに「親父の会」は誰からも命令される立場ではない会ですので気楽な場所です。
毎年別なことをやってもいいし、何もしなくてもいいでしょう。ただそれでは面白くないでしょうね。(^_^;)
PTA組織の一部に組み込まれると、予算が付いて、会議への参加義務ができたりしてきますよね。「おやじ」はこれを嫌います。
たしかに公式にPTA予算で印刷、プリントの配布が出来るので助かりますが・・・
> PTAが何か企画しても参加者が殆ど居ないなんて無意味じゃんって状態が
> うちの実家学区の実態です。
それわかります。 そういうイベントはうちではやめました。興味のないモノをえんえんとやる方が無意味なんですよね。
で、学校行事「音楽会」と同日にバザーをやったりします。多いのでとても盛り上がります。
コラボレーションするってことですね。運動会+**でもうまくいきます。このときは自治会との大きな接点になります。
> >よそ学校の規約を見ながら、規約を作る。
>
> これもむずかしそうですね。規定がHP上に出ているのを見たことも
> ありますが、以前失敗してるだけに前と同じではいかん部分もあるはず。
> 色々集めてこれは必要か否か?というやってみないとわからないことも多いです
> ね。ここは何人か発起人が集まって協議するとして・・・。
ここから先は実際にやっていた人に聞いてみた方がいいですね。
きちんとやってる地区から引っ越してきた人でPTA役員やったことのあるひとにじかに聞いてみてはいかがでしょうか?
委員会もたくさん作るのではなく「安全委員」だけで立ち上げてもいいのではないかな?(うちにはないけど)
今なら納得性があるでしょう。
|