< ダイケン畳表誕生物語>
和紙から出来たDAIKENの畳表が 開発されてからもう10年以上になります。
最初のころの化学表特有のデメリットは次々に改良され、今では正規畳表としての一角を堂々と占めるようになりました。
銀白色と黄金色の2色で登場したダイケン畳表ですが、
織りの多様化に始まり、バリエーションが豊富になりました。
さて、ダイケン畳の良い点はすでにご存じでしょうがもう一度メーカーのページでおさらいすると・・・・
その1 高級天然和紙に特殊顔料を練り込み、さらに樹脂コーティングしているので、紫外線を長時間照射しつづける厳しい実験でも、ほとんど変色や色あせがありません。(^_^)
その2 ダニ・カビが発生しやすい条件で行った実験でも、イ草とくらべて格段に発生しにくいことが判明しました。
その3 新築の住宅で発生する「シックハウス症候群」は、家具や建材から放散される化学物質が原因のひとつといわれています。
JIS規格基準F☆☆☆☆性能(告示対象外製品)を実現しているばかりか、他のVOCも低いレベルに抑えた畳表です。
その4 調湿性のある天然素材なので、いつも快適な肌触りです。
ハイテク技術で織り上げていますから、強度のムラが発生せず、工場生産品のため、いつも安定した品質・価格でお届けできます。
その5 染土を使用しないうえ、清潔な工場で機械生産されていますから、製品本体に汚れが染み込む恐れがありません。和紙でありながら撥水性にすぐれ、水拭きも大丈夫です。
その6 曲げ加工に強く、縁が美しく加工できますから、人気の縁なし畳に適しています。
その7 100℃以上の高温で熱処理加工しているため、長時間熱にさらされる床暖房でも伸び縮みが少なく、また、表面が剥離することもありません。
ということですが、いいことばかりでもありません
例えば
その1 あまりにもできあがりが均質で整っているため傷が付くとかえって目立ってしまう こともあります。
その2 価格が(天然い草製品より)高いので、仕上がり代金はどうしても高くなります
その3 天然い草ではないので、あのいい香りはない
ということはあります。
また 経験上 畳屋 としてわかっていることは、
1 畳の色がほとんど変わらないので、後年の畳替えの際には痛んだ畳だけをかえればよい ということもある (結局やすあがり?)
2 虫がつかないので、湿気が高い部屋でも大丈夫
3 ささくれが出ても切れないので、古くなっても服に付かない
(店舗の場合はよく問題になります)
4 汚れをさっと拭き取れるので、安心
5 泥染めをしていないので、拭き上げの必要がない
等々です。
上の画像は一般の畳として使われたダイケン畳ですのでサイドに縫製の糸が見えます。
このページは正方形タイプの半畳サイズ置き畳限定の販売ページです 。
ダイケンの置き畳は余り見かけないモノのたまにあるのは最廉価版の彩園タイプ。 安くは済みますが畳表が薄いのでそのままではとても硬いと思います。
こちらでは 3mmのクッション材を標準で組み込んでの販売となります。
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